市場について 卸売市場の目的と役割

卸売市場は、全国各地の生産者の皆さんが生産した商品や、輸入業者が国外から仕入れた商品を一手に引き受け、小売業者(お花屋さん)や仲卸業者(卸売業者と小売業者を仲介する業者)に販売を行う存在です。

切花は生ものですから、生産地から消費者まで迅速に流通させる必要があります。
全国各地の農家の方々は当市場に出荷することで、沢山のお花屋さんへ一度にお花を販売することができ、逆に北海道各地のお花屋さんは市場で仕入を行うことで、全国や世界各地で生産されたお花を一度に効率よく仕入れることができます。

卸売市場は商品流通の大事なパイプ役を担っているのです。

市場の1日

当社は月曜日、水曜日、金曜日にせりを行います。
競りのある日を「表日(おもてび)」、競りがない日を「裏日(うらび)」と呼び、表日と裏日の1セットで営業が行われます。

●競り日2日前
各産地へ電話による集荷、注文品の発注を行います。
情報が早い出荷者からは、FAXやデータで出荷情報が届き始めます。
送られてきた出荷情報をコンピューターに入力し、その情報を元にインターネットでの販売を始めます。

●競り日1日前 日中

出荷情報の受取、データ入力のピークとなります。
インターネット販売と並行して、電話による相対販売を行っていきます。
市場には全国各地からの商品が続々と入荷してきます。

●競り日1日前 夕方~深夜
市場に商品が到着するピークとなります。駐車場にはトラックが並び、場内は荷降ろしで慌ただしい時間帯となります。
インターネット販売が締め切られ、商品を管理するラベル(シール)が発行されます。ラベルによって、どのお客さんに販売されているものか、またはまだ販売されてないものかを一目で把握できるようになり、商品の仕分けが行われます。

●競り日当日早朝

販売先の決まっている商品を分荷します。
市場に来られない遠方の買受人に販売した商品は運送業者に委託し発送します。
まだ販売先の決まっていない商品は全て競りにかけられます。商品を検品し、品種、規格、品質などの基準によって競り順を決定し、整列していきます。また、主に仲卸業者に対し、現場相対取引も行われます。

●8時競り開始

当市場では伝統的な手競りによる取引を行っています。
最大で7名の競り人が同時に競りを行い、活気のある掛け声と、数字を表す指のサイン「手やり」のやりとりで約1~2時間で2~3千ケースの取引が行われます。
競りにかかった商品は、高値をつけた買受人へと次々に販売され、その場でコンベアに乗せてすぐに分荷されます。

●競り後

競りが終わると、これまでにインターネット販売や注文販売、そして競りで販売した商品はすべて、買受人ごとの所定の位置に分荷されています。買受人は購入した商品を持ち帰っていきます。
販売情報は、産地へは仕切書として、買受人へはお買上表として発行され、売買取引の終了となります。
次の表日分の集荷・販売が始まります。


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