JA新はこだて花卉生産出荷組合
8/30 お彼岸を前に、JA新はこだて カーネーション部会様と、JA職員の方々がご来場されました。
セリ前にご挨拶をいただきましたので、その様子をご紹介します。
いつも新はこだてのカーネーション並びにアルストロメリアやトルコキキョウを買っていただきありがとうございます。
札幌の花き市場は私たちの産地としてはNo.1の市場です。
売上も、本数も一番買ってもらっていて、本当にいつもありがたいと思っています。
今回来た目的は、この先の花の出方、取り組み方を話していきたいと思うんですけども
去年、私たちの産地ではお盆後から出て、早く切りあがってしまったということがありましたが、
今年は生産者の方で出荷調整をしまして、なおかつ曇天も続いたこともあり、
秋遅くまでキチッと花が皆さんに届けられる形になったということを皆さんに報告したいと思って来ました。
彼岸については十分に物がありますので、安心して買ってもらえればと思います。
品質についてですが、今出ているものはちょっと短い部分があるんですが、それは早く定植したもので、
この後出てくるものは、丈も取れた中で品質も良いものが出せると思っています。
地域の取組として、
ここ何年か夏場の物の品質が悪いということで、
何をしなければいけないかというところで私達が取り組んだことは
定植本数を減らすということを今やっています。
例えば、坪に60本カーネーションの苗を植えていたのを、40本に制限して、
光を沢山当てて品質を高めていき、皆さんに喜んでもらえるような花を作る努力をしています。
なおかつ、試作の方も含めていった中で、品種の方も偏りがあったようなんですが、
欲しがられる色を出せるように、市場さん、皆さんの話を聞きながら
来年に向けて、定植の準備をしていきたいと思います。
最後になりますが、私達生産者と農協、一緒に手を組みまして、市場さんを通して、皆さんと一緒に花き業界に貢献できたらなと思っています。